わさびまる’s diary

わさびまるが主にライブの感想を語るための場です。

誠実に、全力と向き合うのだ。〜DIALOGUE+1東京ファイナル振り返り感想〜

 どうも、わさびまるです!さて、早速ですが前回予告した通り配信を見ながら、そしてライブに想いを馳せながらDIALOGUE+1東京ファイナルの内容的な感想を書いていきたいと思います!とはいえ、大枠は神奈川公演の感想ブログで書いてしまっているので、そこに書ききれなかったことや東京公演を見て補完されたこと、新たに感じたことを中心に書こうかなと思います。よろしくお願いします!

(神奈川公演の感想ブログと東京公演の直感的な感想ブログはそれぞれこちらです。合わせて読んでいただけると嬉しいです!)

常に全力、時にきれい〜DIALOGUE+1神奈川公演感想〜 - わさびまる’s diary

透明な心の中〜DIALOGUE+1東京ファイナル感想直情編〜 - わさびまる’s diary

かいかいせんげん!

 本番は角度的に見えなかったのですが、神奈川とポーズが変わっていてこれはこれでめちゃくちゃかわいかったですね!

 あと、この曲がこのライブ通して大きく感じたゆーなさんの表情七変化を感じ始めたきっかけになったと思っています。一つポーズを決める度、また、歌い始める度に少しずつ、時には大きく表情が変化し、いろんな顔を見せる。見ていて面白いってこういうことなんだろうなと初っ端から思い知らされました。素敵。

 そして個人的に一番印象に残っていたのはゆーなさんパートの「"全力"ってやつをお見せします!」と言う言葉です。これって言うことは簡単だけど実際やって見せるのは難しいことだと思うんです。全力ってがむしゃらとは違うしただ必死さがあれば良いわけでもない。その場に合わせてその場で出来ることを最大限にすべて考え尽くしてそれをやり切ることで初めて"全力"になると思うんです。そんな難しいことを堂々と"せんげん!"していて、ライブの中にいる私たちもそれを信じて疑わない。ここにDIALOGUE+の積み重ねと凄さがあるように感じられました。

夏の花火と君と青

 今回のライブ、個人的にはきょんちゃんを中心に見るぞ!と決めて入りました。なので最初からずっと目で追っていたのですが、目に力が入っていて、何かを訴えかけてくるような感じでいたので表情にカッコよさみたいなものを多く感じた気がしています。でもそれだけでもなくて口元だけが微笑んでいたり、もう完全ににこやかな表情をしていたりと、その場に合わせた表情が自然に出てきているように見えたので私自身夏花火の世界観に没頭できた気がします。

ドラマティックピース‼︎

 ここもずっときょんちゃんに魅入っていた時間でしたね。最初の 「Ti-ti-li」のところのダンスではどうしても身長という超えられない壁のある中で精一杯大きく見えるように、でも全体や見せ方のバランスを崩さないように踊っているように感じられて、この一瞬にもどれだけ向き合って考えてきたんだろうかという思いになりました。そしてその後のソロダンス。まゆゆんもきょんちゃんも体幹しっかりしてるなぁという印象を受けました。ブレないのなんの。

シュガーロケット

 ここはDIALOGUE+の歌の世界に引き込まれていった感覚があります。根底にきょんちゃんを追うぞみたいな意識もありつつふと見ちゃうみたいな瞬間は多かったです。最初のゆーなきょんちゃんから楽しそうだな!感がすごく感じられたところから始まり、ねーねの巧さ・安定感に力強く付いていったゆりにゃやかん、その後一人で引っ張っていったまゆゆんとしょっぱなから見どころたくさんだな!楽しいや!と思った記憶があります。

 そしてそれぞれソロパートがすごく魅力的に感じられました。1番サビのきょんちゃんはどんと構えたような安定したソロからラストのゆーなの「え、めっちゃ声出てない?」と思ったくらいに感情のこもったソロ、そして2番頭のちょっとしたスネアとシンバルのみの音の中でのねーねまゆゆんの歌のうまさで戦ってくる感じなどなど。歌って何かこもっていると伝わってきてふと見ちゃうんだなという感覚になりました。

 また、まゆゆんときょんちゃんが別々のことを歌っていた場面、実は私自身現地ではあんまり気づいていませんでした。(流石に少し違和感は感じたが)そこで、配信で見返してみると想定外のことが起こっていても何もなかったかのようにブレずに歌う二人の姿を見ることができて自分が気づかなかったことに合点がいきました。それと同時に動揺しない姿ってかっこいいなとさえ思いました。

I my me mind

 今回、個人的にゆーなに魅かれる場面がとても多く、その一つの象徴がI my me mindだったと確信しています。

 こう感じたのには二つあって、一つは歌の表情みたいなものをすごく感じられたことです。例えば、まゆゆんと歌っている時は支え合う、ラスサビ前の「曖昧では」のところみたいな綺麗に決める場面ではゆーなさんの強さの一つであろう美麗な声をフルに使って決める、でもサビみたいに明るい部分では最大限いろんな表現をしている。とにかく歌の幅が広くて聞いていて楽しかったです。

 そしてもう一つはとにかく手数が多い!1番サビのソロパートなんて特に顕著で、「胸に手を当てる→指ハート→人差し指でハートを描く」がわずか4秒くらいの話なんですよ。本当にアピールの引き出し多すぎてマジで冗談抜きに"やってんなぁ"なんですよね。そして動きだけではなく表情の手数も多く、歌っている時は目と眉で訴えかけ、ダンスの時は口の開き方、口角までフルに使って様々な表情を見せる。圧巻でした。

アイガッテ♡ランテ

 アイガッテランテはとにかく楽しかった。会場では結構踊っている人が多く、私自身も会場の一体感に乗ってみることで楽しい時間の共有ができたと感じています。

 あと、個人的には「あ、かわいい。」と思うような表情を所々に感じていて、ラスサビ前のアイガッテランテ連打(伝われ...!)のゆりにゃのなんとも形容し難いような顔や両手片足をあげる振りでやかんが「んー、ぱぁ」みたいな顔をしていたのがめっちゃ可愛くてよかったなあということを覚えています。めちゃくちゃよかったんよまじで。

あやふわアスタリスク

 この曲はとにかくイントロの衝撃が大きすぎました。アイガッテのあの感じから一転してねーねの"伝える"イントロ。もちろん極狭曲間鬼繋ぎ付き。あそこで全て持っていかれた感があります。この急に雰囲気が変わるのを、休憩を挟んでという形ではなく達成するってドラマみたいだなって曲後のアウトロの時に思っていました。まさに急展開。

 あと、個人的には最後の決めの時にいつもより照明がゆったりと落ちたことが印象的で、ここでライブとして切れるのではなく、いったんの幕引き、次に行くよみたいなことを暗に感じました。

謎解きはキスのあとで

 衣装変え後一発目、白の衣装の純粋感にふさわしい謎キス。これは完全に個人の感覚なので伝わらないかもしれないかもしれないんですが、ゆりにゃの持つヒロイン感とさっぴの持つ主人公感みたいなものが相まって見るたびにキレイな世界観により引き込まれていくような感覚を持ちました。ゆりにゃの優しい笑顔とさっぴの目力がそんな気持ちにさせてくれるのかも?

 あと、これは完全に個人的な思い出なのですが、ラスサビのセンターボーカル二人が傘で顔を隠していた時、席的にその裏のさっぴの顔が見えたのですが、ちょっと首を傾げて優しい笑顔でゆりにゃを見つめているのがとても可愛く印象的でした。

プライベイト

 この曲は、とにかく美しい世界だなぁとシャボン玉の演出も含めて感じました。

 そんな中、この曲のやかんが特に印象に残っていて、やかんらしく歌詞に合わせた表情の変化が楽しく、また、ダンスの大きさはここくらいで気付いて、いい意味で目立ってんな、と感じました。

 あと、きょんちゃんの「だからこそ楽しいんじゃない」の「か」の部分に大きな違いを感じました。これまでは(誤解を恐れずに書くと)ちょっと「だキャらこそ」みたいにきこれる感じがしたのですが、今回はそんなこともなく、ストレートに言葉が伝わってきて、心地良かったです。

ガガピーガガ

 フラフラ行けなかった勢の私としては大歓喜の演出でした!赤いライト、いつものイントロ。よっしゃドメフォだもう驚かんぞ!と構えていたらまさかのイントロキャンセル。そして謎のフォーメーションからの「新曲やります、ガガピーガガ」。この新曲演出を一度現地で味わってみたかった。そしてその夢が今回叶った。それだけで満足感は大きかったです。

 曲自体も、なんだか冒険モノのアニメの主題歌みたいでワクワクが止まらなかったです!

 そしてなんといってもここでのやかんの躍動感が半端ない!デカいダンス、強い歌い方、でも安定して伝えられる音楽、そして眉まで力の入った表情。どれもとってもめっちゃ上手く、やっぱりかっこいいやかん大好きだ!となりました。

 後個人的に初見のはずなのにフリに合わせて動けちゃうログっ子が視界にたくさん入ったのも面白かったですね、信頼のオタク。

20xxMUEの光

 楽しかったのは言わずもがな、また一段とセンター簿かる二人のギアが上がっていた印象。とりあえずノリノリだったから記憶薄くてあんま覚えてないけど。でもとにかくまなつの引き出しの深いところがまた垣間見えたような気がします。それくらい良い意味で思ってもみないところではっちゃけていて楽しい思い出が倍増していったのかなと。

 そんな中でも、最初の回っている時のきょんちゃんの顔がコロコロ変わったり首を傾げていたりするところは覚えていて、いつも結構口つぐんで回っていたイメージがあったので工夫して良くなっていくってこういう所もあるんだなと思いました。そこで記憶は途切れている...

おもいでしりとり

 ライブで歌われるおもいでしりとりという曲には歌われるたびに紡がれる言葉が丁寧になっていく印象を持っています。その印象はいろんな場所でエース曲のように歌い継いできたこととそれに起因して音程が安定してきたこと、感情の込め方がわかってきたことから来ているのかなと思うようになりました。それくらい今回のおもいでしりとりは安定感抜群だったし、"思い"を強く感じられたかなと思っています。

Sincere Grace

 「今が好き」、8人が伝えてくれた言葉。そこからのSinsere Grace。エモかったです。この他の曲に比べて短い曲に込めたメッセージ、これがDIALOGUE+1というライブで伝えたかったものなのではないかとさえ思います。

 さてそんな中でもやはり気に入ったシーンはあるわけで。特に覚えているのは最初の一列から一人ずつポーズを決めていくところで披露されたやかんのさりげない指ハート。ただただかわいいかよ!と思いました。

 そしてここからさっぴのギアがまた一段上がり、楽しいに振れていったように感じられました。サビに入る時に他のメンバーよりも少し下を向いてグンと上がってくる感じや「一緒に行こうよ」のところで手招きする時に他のメンバーよりも大きく手招きしていたところなどをみて「ああ、さっぴ今めっちゃ楽しいんだろうな」っていうのがダイレクトに伝わってきてよかったです。

人生イージー

 やっぱり何度聞いても楽しい曲。そしてサビとかは特に見れば見るほど真似したくなる。そこにさらにお得意の鬼繋ぎ。アガるとはまさにこのことか!と一番感じたのはこの辺りでした。

 そんな盛り上げる曲ではある中で、冷静になってからライブを配信で見返すと一音一音が粒立っているというか、はっきりしていてすごく伝わってくるなぁというのを感じました。楽しいから勢いに任せて感がなく、土台として積み上げてきたものをこの曲だからこそ出してくるみたいなのが伝わって人生イージー?なのに、いや、人生イージー?だからこそ感動を覚えました。

大冒険をよろしく

 振り返ると感動を覚えた人生イージー?に対して大冒険は当時の感覚と振り返った感覚が完全に一致しました。そう、「頭おかしいんか?」です。繋ぎもそうだし、ここまで十数曲歌ってきた人たちのパワーではないんですよね。加えてパフォーマンスの精度は上がっていく。なんなん。

 会場でも、全員の一体感とボルテージがどんどん上がっていく。そんな感覚を一番に感じられた時間だったかなと思います。なんでしょうねこのわかりやすく盛り上がる感じ。BPMか、BPMなのか...

花咲く僕らのアンサーを

 個人的には人生イージーや大冒険のブチ上がる感じとは全然違う印象を持っていた曲で、実際、神奈川だと割とこの曲単体で楽しんだ印象を持っていました。しかしさすがファイナル、仕上がり方がエグかったですね。そんな印象お構いなしだと言わんばかりの鬼繋ぎと楽しいという感情を別ベクトルに持っていくどころかさらに掻き立てていくような各メンバーの笑顔。このセトリでのこの曲なりの「アンサー」を体感した瞬間でした。

 ここで個人的に大好きなところがあって、それは最後のエアーバーストがバンとなった時のねーねの顔です。なった瞬間に目を瞑ってその直後に目を開けてニコッと笑う。たまらなかったですね。

透明できれい

 神奈川以上に花咲くで一つ大きなクライマックスを迎えたライブに感じて、ライブの終わりに向かっていく流れでの透明できれい。ライブの、それもこのタイミングで聞くからこそ音源を聞くだけでは得られなかった感覚をこの曲に得ることができました。それは"パワー"です。この曲はどちらかというときれいな景色みたいなものをイメージの中心に据えて聞いてきたのですが、今回はむしろ昂る感情とか熱い心みたいなものの方が大きく感じられました。顕著な所としては各サビのダンスの出し切るように振り回す感じと「単純に嫌だ」の歌い方に全員共通で込められたように感じられた力強さあたりです。なんかすごい良い意味で印象が変わった曲でした。

はじめてのかくめい!

 最後の曲なのに全く悲しいとかさみしいとかいう感覚にさせない、DIALOGUE+のライブのラストにふさわしい感覚にさせてくれる曲で何度聞いても大好きだ、となります。

 特に印象的だったのは、ゆーなさっぴの後半にかけての爆発具合です。ゆーなは2番サビの1回目の「どんと行け」の後のタンタン!の振りのところで全力の楽しんでいる笑顔で露骨に客席に向かってタンタン!の振りをしていたところからずっと最高の笑顔だったところが印象的でした。配信で抜かれていた直後の「ハラハラさえもアトラクション」の顔とかもう最高じゃないですか?さっぴもさっぴで暴れ回っていた印象が強く、2番サビ最後の「だ!」の歌い方の頭振り回す感じなんてまさに全力の象徴だったのでは?そしてその後の間奏。この爆発した二人が手を合わせる振り付けで、配信では残念ながら抜かれていませんでしたが一番印象的な場面があったことを覚えています。それは、二人が目を合わせた瞬間にダンスが少し乱れるくらい揃っていい笑顔で大笑いしていたところです。なんだか二人の”出し切るぞ!”という気持ちが”楽しい”へと昇華され、それが二つ合わさることで起こった今回最大のかくめい!とも言えるこの大爆発につながったのかなと思っています。

アンコールMC

 現地で聞いていて正直泣きそうでした。(ギリ耐えた)僕たちログっ子もゆりにゃの、果てはDIALOGUE+の「楽しい」の一部に慣れているんだという喜びが大きかったですね。

 本人が語っていたので多くは語りませんが、これからもずっと応援したいし、「ライブを全員で作り上げる」という言葉は忘れずにしたいなと思いました。

好きだよ、好き。

 改めて見ると後ろの映像、これまでの好きだよ、好き。が繋がれていてこんなにもエモかったのですね...これまでを振り返ることでこれから先の夢が楽しみになる。そんな気がしました。何年後になるかわからないけどそんな未来に想いを馳せながら聞いていましたね。

 パフォーマンスの方もただエモくて、メンバー同士が微笑み合う瞬間が多かったのが印象的です。ゆりにゃのMCも相まってメンバーと作り上げる空間感が尚更大きくなっていて、それが行動にも表れているのかななんて思っています。

ダイアローグ+インビテーション!

 寧々ロングトーン、最後に出し切るぞ感をストレートに感じて感傷に浸ってた心が一気に熱く熱くなっていきました。すっっっっっごく好きです!

 この曲やかんが吹っ切れていくのが本当に好きで、一つ一つに一生懸命なやかんが何もかも考えずに頭腕体足すべてぶん回すのが結果的にパフォーマンスとしてめちゃくちゃカッコいい。これも一種の才能だと思うんですよね。なかなかこんなフルスロットルって出せないですから!!

まとめ

 というわけで、今回も私の感じたことを素直に文字に起こしてみました。いかがでしたでしょうか?私も文才があるわけではないので上から目線を感じる、とか、誤解させる表現みたいなものがあったら申し訳ない。というかそういうのはどんどん指摘してください。そんな私の拙い文章の中に何か一つでもDIALOGUE+という(おそらく)読んでくださったあなたとの共通の推しについての私の思いに感じ取ってくださるものがあったら嬉しいです。

 私は、別に音楽に精通しているわけでもダンスの凄さが細やかにわかるわけでもありません。そんな私にも、「なんだかすげー!!」を与えてくれるのがDIALOGUE+のパフォーマンスであり、逆に、彼女たちや裏で支える全てのスタッフさんの"全力"の賜物が今の私の「なんだかすげー!!」だと思っています。というかそうであるといいなぁ。

 そして、完璧ではないかもしれないけどその時の最大値を見せてくれるDIALOGUE+のことを、就職しても、どんなに忙しくても、ライブに行けること、そして具体的にはわからないかもしれないけど「なんだかすげー!!」の中にある"全力"ってやつを感じることができることにワクワクしながら応援し続けるんだろうなぁと改めて思いました。

 さて、なんか毎回感謝で終わっている気がしないでもないし、届いているのかもわからないですがですが、今回も感謝で締めます。私たちに全力を見せてくれたDIALOGUE+メンバー、常に痺れるような音でライブを盛り上げてくださったバンドの皆さん、私たちが夢中になって全力で楽しむ空間を作り上げてくださったスタッフの皆さん、そして素敵な空間を一緒に作り上げたログっ子たち。本当にありがとうございました。あの場に居合わせることができて幸せでした。

 

(今回もなんだかんだ長くなってしまった、簡潔に伝える能力欲しい。むしろこれも個性か?)