わさびまる’s diary

わさびまるが主にライブの感想を語るための場です。

欠けたピースと最大級のピース〜6/5ワンマン感想〜

 どうも、わさびまるです!ワンマン、会場の熱気もセットリストもパフォーマンスも激アツでしたね!

 さて今回も書きたいことがたくさんあるのでガンガン書いていきたいと思います、よろしくお願いします!

はじめに

 タイバンの感想でも同じような内容を書きましたが改めて。天然エースゆりにゃが体調不良で参加できないことになった今回のライブ。正直その知らせを聞いたときは驚いたし、寂しいなと思いました。でも会場に来ていたという事実にゆりにゃの信念を感じましたし、そんな出たい気持ちも大きくあっただろう中で無理をせずに出ない選択ができる決断力は本当にすごいと思いました。

Sincere Grace

 タイバンもそうでしたが、DIALOGUE+のセットリストでは意外となかったように感じる、いわゆるBPM高い系の盛り上がる曲ではない曲からのスタート。個人的にはここから先どこまでギアが上がるのかというワクワクを感じたのも込みで好きでした。

 そしてゆりにゃの不在ということはゆりにゃ分のスペースが空くわけですが、この曲のダンスは一人一人のスピードが合わないと崩れてしまうしもちろんゆりにゃのスペースも空かないといういきなり難しいところからと感じました。そんな中しっかりゆりにゃ分空いているダンス。寂しさを感じるのは第一ですが、一人いなくてもしっかり崩れないフォーメーションにDIALOGUE+のパフォーマンスの熟練度を感じられて、「やっぱりすごいな」という気持ちになりました。

 さらに今回の会場が傾斜のあるところだったこともあり、足元までよく見えたのですが、見えるようになって初めて「きょんちゃんの立ち姿めっちゃ綺麗じゃない⁉︎」ということに気がつきました。ダンス中足が揃った瞬間に、足がすらっとまっすぐで立ち姿が胸を張って背筋もまっすぐですごく素敵な立ち姿だなぁとちょっと感動までしちゃいました。

夏の花火と君と青

 二曲目から夏花火!この後どうなるんだ、というワクワクも感じつつやっぱり楽しい曲でした。

 そんな中で、ゆりにゃの代わりにやかんが歌った「お面でそっと隠した」はゆりにゃのものとも、これまでのやかんともまた違った大人びて不思議な美しさを感じました。不意にドキッとさせないでほしいですわ全く…心臓止まりそうでしたよ…

 そしてきょんちゃんのさらに爆上がりしていく安定感ですよ!まなつとハモる「これが最後かも〜」のところの間違いなく音を外さない感じにとても鳥肌が立ちました。

パンケーキいいな

 ピューロ現地で見られなかったので初めて全体像を見られたパンケーキいいな。一人のメンバーを中心にかき混ぜるようにぐるぐる回るダンスが全体をみたことで回っている時のメンバーの無邪気な表情も相まってめっちゃかわいいなと再確認しました!

 そしてこの曲中ではねーねの笑顔が弾けていて、いつ見ても違った笑顔や驚き顔をしていて、歌だけでなく表情でも表現し切る姿にキュンとしたし、ある種尊敬の念も抱きました。ステージでの立ち振る舞いが本当にかっこかわいいんですよ!

 さらにきょんちゃんの立ち姿はここでもまたさっきとは違った良さを見せてくれていて、Sinsereの時のシャンとした立ち姿とはまた違って、首がちょっと座っていない感じが本当に可愛く見える首の角度になっていて可愛かったです!見るたび見るたび見せ方が天才的なんですよねきょんちゃん......

ガガピーガガ

 やっぱり盛り上がる曲で生バンドのこの曲は最初のベースの低音から震えました!イントロからかっこいいのよ......

 そしてなんといってもこの曲と次の走れは正直9割くらいやかんに釘付けで、それくらいやかんが魅力的でした!最初の「敵の正体」の歌い方がこれまでのものよりもちょっと跳ねるような歌い方が可愛かったし、その後もやかんがソロで歌うたびに正直震えました。すごく声が出ていて真っ直ぐな感じでガガピーガガという曲の良さを前面に見せていて最高でした!

走れ

 僕の大好きな曲No.1!この曲もやかんが本当にカッコ良すぎましたね!ガガピーの明るい感じから一転して目もキリッとして声質もまた一段とギアの上がったカッコよさを見せていて「静まる街」の歌い方で一気に世界観に引きこまれるような感覚がして鳥肌が立ちました。

 さらにこの曲はねーねの立ち姿と歌い方もすごく素敵で、堂々とした立ち振る舞いと凛々しい表情から溢れ出すパッション、そして伸びやかな歌い方と気持ちよく音が出る声の出方。どこをとっても最高でした。支えることもできる上にこんなに見せられるねーね、良すぎるだろ!

I my me mind

 いつも美しさ全開で心奪われるこの曲ですが、今回はなんだか力強い曲に感じていました。というのも今回はまゆゆんの歌い方がいつもと違う感じがして、特に発する言葉の最後がいつもより力のこもった強さだったのでいつもとは違うパワーを感じ、これまでとはまた違った楽しみ方ができました!まだこんな引き出しがあって曲が進化するのすごくないですか!?

 そしてこの曲ではもう一人、うーなも欠かせないでしょう!歌でパワーを見せたまゆゆんに対し、ダンスで見せてくれたのがうーなだったなぁと思っています。いつも以上に足の長さとかスタイルの良さを存分に活かしていて、存在感マシマシでいつもの可愛さ溢れる立ち振る舞いとは全然違ったかっこよさを見ることができた気がします!

 そしてもう一つ。席的に足元まで見ることができたのですが、「かかと爪先の右左」のところの派手でない微妙な動きまで揃いすぎているくらい揃っていて鳥肌もんでした。あそこって足の角度がちょっと違うけど確かに変化が見えなければ美しくならないだろう中でそのミリ単位の立ち姿をコントロールしていたという事実にDIALOGUE+の努力と研鑚が見られて、「やっぱ大好きだわこのグループ。」の気持ちになりました。

恋は世界定理と共に

 昼に続いての披露となったこの曲。やっぱり一気にふわふわした気持ちにさせてくれますね。この曲はみんな表情が柔らかくて、特にまなつの優しい笑顔の中にいつも通りの無邪気な笑顔がチラッと見えるところはドキドキしましたね......

 そして昼もでしたがきょんちゃんがゆりにゃのパートを歌っていたタイミングでは、フワッとした歌い方をしているように感じ、本当にゆりにゃっぽい歌い方になっていてリスペクトを感じたし、その直後の本来のきょんちゃんソロパートではいつも以上に伸びやかで真っ直ぐな歌い方をしていてその対比でもう「きょんちゃん、なんてすごいんだ...」という気持ちになりました。きょんちゃんの安定感と多彩さに驚かされ、やっぱり元気をもらえました。

 あと、ラスサビ前の社交ダンスのような振り付けのところで、さっぴのエア社交ダンスが本当にゆりにゃが見えるような絶妙な高さの腕の上げ方で錯覚するくらい愛と緻密さに溢れていてめちゃくちゃ感動しました。良すぎた。

アイガッテ♡ランテ

 生バンドのアイガッテ♡ランテ、身体の芯から震えますね。低音に震え不可思議なサウンドに乗せられる。自然と体が動くってこんな感覚かと言わんばかりに音楽に乗れたかなと思っています。

 この曲ではいきなりゆりにゃのパートでしたが、まなつが完全に自分のカラーを出し切った歌い方をしていてすごく不思議な面白さを感じました。でもそこからの自分のパートでもいつもの歌い方でまなつって本当に多彩だなぁと感じた瞬間でした。

 そしてここではさっぴの「バランスを崩さない、でも楽しいからはしゃぐんだ!」みたいなダンスが見られたのが本当に良かったです。さっぴのダンスは時々少し型を外してくることがあって、ちょっと大袈裟になったりすることでパワーを感じるのがいいんですよね!今回はそれがたくさん見られて良かったなと思っています。このやり切る力、出し切る見せ方がさっぴのいいところですよね!

20xxMUEの光

 いやもうただただ楽しい。正直楽しかったという気持ち以外あんまり覚えてないです笑

 そんな中でも間奏部分のシューティングのところのまなつの笑顔がここにきてまた一段とはじけていて、まなつの笑顔はパッと明るい気持ちにさせてくれるなぁと改めて実感しました。

 また、きょんちゃんもすごく楽しそうで、特に「未来を駆けてゆけ」のところの口角の上がり方がまじでかわいいのなんの。そして最後の決めポーズでもキラキラ輝くという言葉が一番似合うくらいの素敵な笑顔。テンション上がっているのも含めて完全にやられましたね。楽しい曲の時のきょんちゃんは爆発する笑顔とはにかみ笑顔がたくさん出てきてまさに無敵状態ですね!

人生イージー?

 どんな時でも聞くたびに元気をもらえる曲で、今回も例に漏れず気持ちがまた一段とアガりました!その中でも今回だからこその驚きがあって、最初の「平等じゃないね」を歌うさっぴがギリギリまで正面を向かないことで、誰が歌うんだろうというワクワク感とそこから出てくるんか!というびっくり箱を開けたみたいな驚きの両方を感じられ、いきなり楽しい気持ちになりました!そしてこの曲のさっぴと言えば外せなかったのが最後の本来ゆりにゃと二人で歌う「頑張って!頑張って!」でのパワフルさですね!一人で歌う分体全体や顔の表情筋まで総動員して必死に全力で伝えてくれる姿に「これぞさっぴ!最高!!」という気持ちになりました!

おもいでしりとり

 タイミング命の音に合わせるダンスだからこそ、ゆりにゃがいないことによって難しそうだなと感じたこの曲。でもそんな状況でもこの曲を美しく見せてしまうどころかダンスの緻密さにさらに磨きがかかっていて、全くズレない崩れないというのに本当に感動しました。いったいどれだけ練習したらこんなに合わせられるんだろう。こういう成果を本番でしっかり見せてくれるDIALOGUE+が大好きなんですよね。

デネブとスピカ

 まなつのかわいい「おまけ!」から始まった初披露曲。本編まである。サビの「平行線上で」のところの横に並行にまっすぐ流れていくような振り付けに見られるキリッとした見せ方の中に織り込まれる星座のようなフォーメーションやそれらのフォーメーションへの切り替わりがいい意味で意味不明で正直一度じゃ全然わかりませんでした...笑

 でも星座の星が一つ欠けると思った形を描けないようにこの曲のパフォーマンスは8人揃ったことで点と点が線で繋がって一つ完成した姿が見られるのかなと思ったし、それが見られる次の機会がまだ待っているっていうのが既にワクワクが止まりません!

 そしてこの曲ではみんなのふと見られる切ない顔に心を奪われて、特にまなつとうーなが表情の強弱明暗が場面によってよく切り替わっていて素敵だなと思いました。

 まだまだ聴き足りないし見たりなかったこの曲。これからまたたくさん聞けると思うと楽しみです!今日わからなかったこともこれからたくさん見て理解、とは行かずとも感じられるようになりたいなと思いました。

はじめてのかくめい!

 アンコールの一曲、そして三回続いたタイバンワンマンの総決算としてこれ以上なく感じたはじかくに感じました!ステージに立つみんなも応援するログっ子もみんなこの時間に没頭し、楽しんでいて、この瞬間に立ち会えてよかったなと思いました。その中でも特に最後の「軽く絶好調、じゃん!」のときのメンバーとログっ子みんなで掲げたピースサインが、今日の日をみんなが最大級に楽しめた証なのかなと勝手に思っています。それくらいあの瞬間はみんながキラキラ輝いているように見えました!

 そしてこれはいちオタクの戯言と思って読んで欲しいのですが、今回の席はきょんちゃんが少しもズレずに真っ正面ににいるタイミングが多かったこともあり、「見当たんないならすぐ考えて」「適材適所とかがしっくりくる」のところで一瞬正面に指差す時振り付けの時に僕も振りコピをしていたこともあってきょんちゃんと指差しあって目もあった感覚に陥りました。本当に幸せな一瞬でした。

(それだけきょんちゃんが真っ直ぐにパフォーマンスをしていたということだど思ってください笑)

まとめ

 というわけで今回も感想を書いてきましたがいかがだったでしょうか?

 今回、タイトルに欠けたと書いたのは、他の7人のパフォーマンスには確かに熱狂しながらもふとゆりにゃがいないことに気がついた時には何か寂しさやもの足りなさを感じたからで、それこそパズルのピースのように一つ欠けると完成しない何かむなしさのようなものを感じるライブだったかなと個人的には思っています。ただ、そのむなしさは今こうして振り返っているから色濃く感じるもので、ライブ中は本当に不在を感じさせないくらい楽しませてくれて、まさに未完成の芸術と言えるくらい明るい気持ちや美しさや頼もしさ、ついていきたいという思いを感じられた時間だったと思います。

 そういうわけで今回は残念ながら7人でのライブだったのですが、そうなったからこそ結果的にはDIALOGUE+の強さがたくさん見られた1日になったかなと思っています。最高なんよな。そしてやっぱり7人でも最高でしたが8人だともっと最高だっただろうなぁという思いになり、また元気に8人でステージに立つ姿がさらに楽しみになりました!

 既に次のライブが待ち遠しいです!ではここまでお付き合いいただきありがとうございました!

 

(ガガピーガガ→走れのやかん欲張りセットが曲が好きなのもあってとても楽しかったです!)