わさびまる’s diary

わさびまるが主にライブの感想を語るための場です。

ここから新しいスタートが切られた。〜CUE! 3rd Party「Start a new line」昼の部感想〜

 どうも、わさびまるです!CUE! 3rd Party「Start a new line」昼の部に参加してきました!そして心をずっと震わせられたすごく素敵な時間でした。

 というわけで今回も感想を書いていこうと思いますが、一人一人素敵なところがありすぎたので今回はキャストさん個人ごとに感想を書いていきます!よろしくお願いします!!

内山悠里菜/六石陽菜

 陽菜としての立ち振る舞いを見せながら要所では主人公として決め切らなきゃいけない。実際朗読も一人だったし、曲の後半のソロは多いし。そんな中で堂々と決め切るゆりにゃの姿には感動しました。それこそ朗読の時には泣いちゃうくらいの心のこもった演技だし、ソロパートは16人の中心で内山悠里菜としてもいつも大事にしているような伝える歌い方を六石陽菜としてもしているように感じて最高でした。まさに陽菜と、そしてAiRBLUEと一緒に成長している感じ。

 あと個人的にはオーディションの場でも亀井さんを亀と説明しなかったのは陽菜らしいと思いつつも内心笑っちゃいました。

稗田寧々/鷹取舞花

 舞花と共にステージに立つねーねは勇ましさのようなものを身につけているように感じました。稗田寧々としてのステージよりちょっと舞花のような荒々しいパワーがダンスに出ていて、歌い方も演技力・歌唱力が凄まじいねーねだからこそ舞花らしい真っ直ぐパワフルを感じられるような歌い方に変わっていてさすがだなぁと感心しきりでした。

 あと、舞花リボンのねーねの破壊力、現地でみると配信の100倍可愛くてやられちゃいました。反則よこれは。

守屋亨香/鹿野志

 きょんちゃんはとにかく安定でしたね。それも守屋亨香としてではなく鹿野志穂として。志穂の特徴であるブレない感じ。それこそまさに100ぱーせんとのような。守屋亨香として可愛くステージに立つ時とは全然違った真剣な眼差しと少しの微笑みのみで真っ直ぐ前を見て安定した表情でパフォーマンスをし、まっすぐブレずに歌っている姿に確かに志穂を感じました。というか志穂がいました。異論は認めません。それだけきょんちゃんが志穂を愛し、理解して、考えて、理想としてそうであろうとしていると考えると、本当にありがとうの気持ちです。

 あと、「朝早くないけど」でちょっと笑いが起こっていたのも志穂の言葉の力だなと思いました。

緒方佑奈/月居ほのか

 元々うーなには透き通るような声と優しい笑顔に魅力を感じていて、その時点でも心を奪われるタイミングが多かったのですが、そこにほのかというキャラクターが乗っかることでパワフルさもいつもの何倍増しにも感じられて、「あぁ、今日はほのかがそこで力強くパフォーマンスをしている」という気持ちにさせてくれたと同時にキャラクターが演者さんに与える力って計り知れないなぁという思いにもなりました。

鷹村彩花/天童悠希

 天真爛漫な悠希を愛してやまないやかん。その愛が悠希への理解度を高めて「あたしに任せて!」ポーズや朗読中の動きの大きさ、ミライキャンバスで陽菜を見つめる所に見られるような歌っている時の信頼している仲間を見つめる優しい目線、そしてはっきり明るい歌い方に現れているのかなと思いました。それくらい随所に「まさに悠希!」みたいなタイミングがあり、いつ見てもとても楽しい気持ちになりました!やかん、これからも悠希たんを愛してください!

宮原颯希/赤川千紗

 出ました短髪千紗!さっぴは今回そのままの髪型で勝負しましたね!髪型はいつもとは違くてもそこにいるのは確かに千紗で、そう見せてくれたのはさっぴの力あってこそで、なんだかんだで優しい笑顔、朗読での立ち姿含めた包容力。そういった千紗らしい顔をずっと出し続けてくれたからこその違和感のなさだったのかなと思います。

飯塚麻結/恵庭あいり

 まゆゆんに関しては、あいりへの理解度が一挙手一投足から感じられて、「あいりがいる」ではなくもはや「あいりじゃん」という感情になりました。もちろん配信でこれまで見ていてそういったことは感じてはいましたが現地で見ると喋っていない時もずっとあいり。自信なさそうに肩を窄める感じも不安が転じて変な流れに乗ってしまうときに話し始める前から少し体が動いてしまうような感じもあいり。ほんとすごい。現地で見られたからこその衝撃と発見でした。

村上まなつ/九条柚葉

 まなつと柚葉は底抜けに明るいという共通項があるからこそ相乗効果で明るく感じられましたね。笑顔やセリフの言い方の中での表現ができるのはもちろんのこと、歌の中でも柚葉らしい奇想天外な明るさを安定や歌詞というある種の制限のかかった中でも"柚葉の"明るさを出し切る姿には元気をもらったし、鳥肌も立ちました。現地で聴くと尚更すごいことしているなぁという感情になりました。

安齋由香里/夜峰美晴

 終始美晴としての顔を見せ続けていたゆかりちゃん。でもそれって美晴だからこその難しさがあっただろうと思っていて、大舞台で不安や緊張もあっただろう中であんなに目まぐるしく激しいパフォーマンス中ずっとオトナで、フワッと優しい笑顔で、いつ見ても美晴がいると思えるような振る舞いをするってまぁ間違いなく難しく感じるんです。でもゆかりちゃんはステージの上で体現して見せていた。確かにあそこには美晴がいた。そう思うとこんな難しいポジションを見事にやり遂げたゆかりちゃんはすごいし、美晴がゆかりちゃんで良かったなぁと思いました。

 あと、「まほろ」というたった三文字のセリフでまほろを制す演技もまさに美晴だなぁと感じました。

松田彩希/神室絢

 きぃちゃんで一番印象に残っているシーンは、カレイドスコープで小峯さんが歌うタイミングで会場に見惚れていたときにきぃちゃんが小峯さんの肩にそっと手を当てて、さらに曲の雰囲気に合った優しい笑顔で肩をそっと押して送り出していたシーンです。ここにはきぃちゃん優しさと、キャラクターやタイミングを見極めたステージでの振る舞い方を咄嗟でも自然に出せるような努力が見えたのかなと勝手に思っています。

山口愛/宮路まほろ

 髪色とかの影響もあるのかもしれませんが今日一番パッと見て「〇〇がそこにいる」と一番感じられたのがまほろであり、まめちゃんでした。それほどまでにいつ見ても目力が強く、ちょっと斜に構えたような表情で、かつときに優しく微笑んでいて、立ち振る舞いから表情までまほろが体現されていました。現地で見ることでカメラに抜かれない瞬間を見ることができるからこその気づきでしたし、だからこそ感じられたステージに立つまめちゃんの総合力の大きさでした。

鶴野有紗/日名倉莉子

 前日のご本人のブログを読んでから今日のライブに参加したので、カレイドスコープでつるちゃんが少し唇をかみしめて涙を堪えている様子を見たときにもらい泣きしそうでした。そしてそのときにアプリで紡いできた物語を思い出したことやつるちゃん本人の置かれた今回の状況のこと、そして私達には想像もつかないくらいのプレッシャーもあっただろうなぁという想像もしたことを考えた結果気づいたらペンライトの色を莉子の色に変えていました。今回のライブで最も無意識に心を動かされた瞬間でした。

 一方で莉子としてカラッと演技をするつるちゃんには陽の光を浴びるような幸せと元気をもらえました。こんなに声で心を上下に動かせるなんて本当に素敵な声優さんです。

立花日菜/丸山利恵

 ひなちゃんは立花日菜としての魅力も丸山利恵としての魅力も理解した上でステージ臨んでいるなぁというのをすごく感じました。白い沿線の手を振るときに一人腰に手を当てていたところやミライキャンバスの指の差し方、リーダーズ朗読の最初の立ちながらコックリしている感じには「利恵らしい」ということだけでなく「利恵らしくてかわいい、かっこいい、素敵」というような「そこに利恵がいる」以上の感情と感動を受けとりました。魅せ方最高よ。

 あと利恵、しれっとニコニコで鳴と手繋ぎ退場するな!ずるいぞ!かわいいぞ!実際あの瞬間クラッときたぞ!おい!

小峯愛未/宇津木聡里

 小峯さんは歌の安定感は抜群で間違い無かったのに加えて、聡里らしく、眼光鋭く、真剣でカッコよく感じられました。常に真っ直ぐ前を見つめ、ステージと向き合う聡里は素敵でした。

 加えて、カレイドスコープの時のセリフで"16人全員"で有名にという言葉が聡里さんから出てきたことになんだかすごく「良いな」となりました。

佐藤舞/明神凛音

 凛音がいつもニコニコなように今回のサトマイはどんな曲調の曲でもずっと笑顔を見せてくれていました。でもずっと満面の笑みではなく笑顔の強弱がついていたところがとても印象的です。かっこいい曲の時は少し微笑むくらいで、朗読や明るい歌やかわいい歌を歌う時は表情筋疲れすぎちゃうんじゃないと言わんばかりの常時満面の笑みで、それぞれ魅力的でしたね。

 あと「シャケとイクラー」は天才です。かわいいよ凛音。

土屋李央/遠見鳴

 今回ちゃんりおを見て一番に思ったのは「ちゃんりお、やっぱプロだなぁ」でした。というのも、口角上げた方が歌いやすいタイミングなんていくらでもあるだろうに常に鳴であり、クールな表情と少しの微笑みの幅を越えずにステージに立ち続けていました。鳴というキャラクターに寄り添ってステージに立つためにある意味自ら少し難しい状況をあえて作り上げ、それを完璧に演じ切る。あの無表情がとても輝いて見えました。カッコよかったぞ、ちゃんりお!

AiRBLUE

 今回のセットリストは全曲16人曲で、それこそ16人の総合力が常に求められるステージだったのかなと思います。そんな中で複雑なフォーメーションに負けずに一体感でステージを完成させる姿には感動しました。特にTomorrow's Diaryの手の動きまで揃えなきゃカッコ良くならないタイプのダンスをバチッとキメる姿には鳥肌が立ちました。本当にかっこよかった。

 また、陽菜のオーディションの場面で陽菜が仲間について話しているときに一人ずつ後ろ向きで並んでいく演出には朗読の内容も相待って、「私にはこんなにも沢山の仲間がいて、一人で居るときでも背中に感じられるくらいいつもそばで支えてくれている」といったようなメッセージが感じられ、陽菜中心ではあったもののAiRBLUEの絆を強く感じられて涙を誘われました。というか泣きました。

 そして何より、アニメや今回の朗読の内容もあり、オーディションという一筋縄ではいかないものを超えてキャラクターの16人に出会ってくれて、愛してくれて、そして今ではステージ上でキャラクターを憑依させているかと思うくらい大切に演じてくれている演者の16人に最大級のリスペクトと感謝を伝えたいと思いました。本当にありがとう。これからも沢山AiRBLUEとともに歩んでください。

まとめ

 というわけで今回もお読みいただきありがとうございました!今回書いたこと以外にも後ろが見えたり見えなかったりするスクリーンや、まさかのタイミングでのFF、カレイドスコープの一人ひとり語った夢など素敵な演出がたくさんあったライブでした。そして何より目が足りない!それぞれがそれぞれのキャラクターと共に歩み、ステージに立っている。その全てを見逃さないようにするためには二つぽっちの目じゃ到底足りませんでした。でもそんな全員がステージで輝いていたのはAiRBLUEのメンバー16人と16人の32人ががアプリゲームで紡いだ物語があって、アニメで紡いだ物語があって、これまでのステージで紡いだ物語があるからこそなのかなと思うと感慨深いなぁと思います。そしてそんな沢山の物語を見せて心を震わせてくれるCUE!というコンテンツに出会えて心からよかったなぁと思います。

 ではこの辺で。改めてにはなりますがお読みいただきありがとうございました!

 

(CUE!に対する気持ちもパフォーマンスを見たことで一新して、新たなスタートラインに立てた気がします。)